Sicks

The Yellow Monkey Sicks歌詞
1.RAINBOW MAN

作詞:吉井和哉
作曲:吉井和哉

道なき道を歩こう 形なき夢にすがろう
剣よりペンが欲しいよ 神より紙に証したい

海より罪に溺れたい 君よりおまえを抱きたい
想像力の毒を塗り 俺に放てよ雨の弓

水陸両用のブーツを履いてさ 極彩色のガムを噛みながら
ブリリアントな快楽を探そう 喜んで君とわけあおう
FAN? FAN? FAN? 不安? 不安? 不安?

前後左右に敵は潜んでる スキあらば足をすくわれる
月火水木金土日分のやすらぎを無くしだいぶたった
虹を自在に

あやつれるレインボウマン なれるだろレインボウマン
七つの海もこの手にするぜレインボウマン
なれるだろレインボウマン なれるだろレインボウマン
独りよがりの悟りを決めて
レインボウマン レインボウマン レインボウマン

陽だまりの中を寝ころぶ 小鳥が俺を呼んでいる
深呼吸リラックス 深呼吸リラックス
うさぎの目をしたおまえと キレイな空気が吸いたい
五円玉の穴にストローさして胸いっぱい吸うのさ
願いが全部叶う

外野のノイズは殺せ ジャマな雑念は消しちまえ
虹をこの手で

あやつれるレインボウマン なれるだろレインボウマン
長い眠りが覚めたようだぜレインボウマン
なれるだろレインボウマン なれるだろレインボウマン
想像と自由の毒を君もレインボウマン
なれるだろレインボウマン なれるだろレインボウマン
独りよがりの悟りを決めて
レインボウマン レインボウマン レインボウマン


2.I CAN BE SHIT,MAMA

作詞:吉井和哉
作曲:吉井和哉

あぁ静かな夜さ時の流れを感じる
スピードに乗せて心の彼方までコインはじく
裏か表か答えは100年後に知るだろう
はにかんで俺の頭なでるおまえと楽しみたい

お月様ポッカリとニッコリで

できすぎた話を人はうらやましがるし
平気で高い金で嘘を何度も買わされるしで

ハードでもなきゃソフトでもない
ヘヴィーでもなきゃライトでもない

アッカンベーしたまま
踊りませんか
アッカンベーしたまま
夢を追いましょう
アッカンベーしたまま
時代に合わず
だから切り裂くぜ スパースパースパー

黄金のろくでなし 大いに結構!! 進め!!

クールでもなきゃホットでもない
グッドでもなきゃバッドでもない

アッカンベーしたまま
踊りませんか
アッカンベーしたまま
気づかれないように
アッカンベーしたまま
時代を蹴って
誇り守るぜ


3.楽園

作詞:吉井和哉
作曲:吉井和哉

メンソールの煙草を持って
小さな荷物で
楽園に行こう
楽園に行こう
大きな船で
僕らは大事な時間を意味もなく削ってた
「なあなあ」のナイフで

苦しみも憎しみも忘れてしまおうよ
スプーン一杯分の幸せをわかちあおう
君が思うほど僕は弱い男じゃないぜ
愛と勇気と絶望をこの両手いっぱいに

赤い夕日を浴びて黒い海を渡ろう
そして遥かなあの自由な聖地へ
ひとりきりもいいだろうふたりだけもいいだろう
猫もつれて行こう好きにやればいい
いつか僕らも大人になり老けてゆく
MAKE YOU FREE永久に碧く

ボリュームを上げて命の鼓動が
動脈のハイウェイを静かに駆けぬけてゆく……

君が望むのならば淫らな夢もいいだろう
掃いて捨てるほど愛の歌はある
過去は消えないだろう未来もうたがうだろう
それじゃ悲しいだろうやるせないだろう
いつも僕らは汚されて目覚めてゆく
MAKE YOU FREE 永久に碧く


4.TVのシンガー

作詞:吉井和哉
作曲:菊池英昭

真っ白なイメージ 真っ黒な腹
とばっちり受けた電波に乗っけて
手アカまみれの 歌が暴れる

キレイな顔ですね 素敵なスタイルね
エライ人気ですね
ウナギのぼり

でっかい車 ちっちゃな肝っ玉
薬は選びな
オノ・ヨーコみたい カリスマ・パートナー
時は流れてるって

素直なコメントね 素朴な人だね
プラマイゼロだね お見事さ

TVのシンガーこれが現実
君の夢などこっぱみじんさ
淋しいだろ? そりゃそうさ……

頭の中は常に性的な
欲望だらけ毎日ずっとずっと
どうすればモテるか どうすれば儲かるか
それがダメなら SUICIDEさ

TVのシンガーこれが現実
君の夢など思い過ごしさ
誰かの憧れ

TVのシンガー美しいだろ?華があるだろ
TVのシンガー ブラウン管で会いましょう
お会いしましょう お会いしましょう
お会いしましょう


5.紫の空

作詞:吉井和哉
作曲:吉井和哉

昇ろう彼方まで気にするなよ君はキレイさ
何日あっても足りないくらい目隠ししよう
あわてないで一緒に行こう

昇ろう彼方まで気持ちいいなら首を締めるよ
涙キレイだねディープキスより深い罵声を
ハートまで差し込みたい

赤い鳥かごの中で踊ろう この羽を
いっぱいバラまいてバレリーナのようにクルクル
物好きな 馬鹿が見る

祝福しろよPurple Sky
やさしく包めPurple Sky

男、女、犬、鳥、虫、秋の空気とか
それがやるせないたまにやる気だらけの夜

この恋は人から見れば5足で1000円の靴下さ
なのに僕は心底それが欲しいのさ
どうにかなってしまいそうかも

今夜の俺はギャングの気分黒い革の手袋で
お前の胸を寄せたり回したり
空も喜んでる

赤味がかったPurple Sky
ニヤけた空だぜPurple Sky
愛などとても軽いもの?
この羽よりも軽いもの?

紫の空と狂いそうな現実を
足して2で割って愛はどれだけ
残るだろう
ダララ ダララ……

それじゃまたね暇つぶしでも
からかってるわけでもないよ
本当に君と彼方まで
昇りたいのさ
I LOVE YOU


6.薬局へ行こうよ


7.天国旅行

作詞:吉井和哉
作曲:吉井和哉

泣きたくなるほどノスタルジックになりたい
せまいベッドの列車で天国旅行に行くんだよ
汚れた心とこの世にさよなら
全てにやさしい愛も今はいらない

ニセモノな安らぎでもいい
薄れていく意識の中のVTRは回る

けしの花びら さえずるひばり
僕は孤独なつくしんぼう

思い出せるだけ思い出して遊びたい
つらい事うれしい事
狂ったように愛し合った事

汚れるだけ汚れるのもいい
笑いながら死ぬ事なんて僕にはできないから

潮騒の音 快晴の彼方
そこに吹く風 その時の匂い
潮は満ちてく ひざから肩へ
苦しさを越え 喜びになる
身体バラバラ 溶けてダラダラ
天国が好き 僕は幸せ
身体バラバラ 身体バラバラ
身体バラバラ
つくしんぼう


8.創生児

作詞:吉井和哉
作曲:菊池英昭・吉井和哉

ここで全てが決まるドキドキして眠れない
目がさえてノドはカラカラまるで自信のない夜

天国か地獄か生きるか死ぬかさ今は
占い 神だのみ 相談 どれも全部試した
だけど大事な時に限ってジャマをする
たちの悪い僕の弟

夢にいつも現れては僕の息の根を止めるよ
ゲラゲラあざ笑いながら OH! OH!

聞いたかい今の泣き言 アホのソテーができるぜ
オマエの本当の姿はスケベで強欲で
残酷なケダモノいつまでも隠すな
俺達兄弟じゃないか 素敵な

今夜はひどく嫌な気分さ気になるあの娘と
おしゃべりしたい
人がいない海がいいな OH! OH! OH! OH!

めんどくせえ事言うんじゃねぇ
「たてまえ」じゃねぇ立たせてもらえ
オマエの想像どうりやれよ OH! OH! OH! OH!

守りたい 壊したい
左さ 右だぜ
大人だ 子供さ
I LOVE YOU I HATE YOU
オマエが俺の中で狂う

平和な毎日でありたいいやもっと刺激をくれよ
みんな仲良く平等に OH! OH! OH! OH!
違うぜ人は人の時代さそれに弱肉強食だぜ
悪い奴はバチが当たるよ
弱い奴は生き残れない OH! OH! OH! OH!


9.HOTEL宇宙船

作詞:吉井和哉
作曲:廣瀬洋一・吉井和哉

「鍵」「宇宙」
満天の星空 チカチカ
ヘリウムの合言葉 「メチャクチャしよう」
後に残らないキズが欲しかったの?
HOTEL宇宙船は 可能 可能

もうだめ燃えてる メラメラ
ジェット噴射なみだよ シュバーシュビドゥバー
朝のこない夜が欲しかったの?
HOTEL宇宙船は 可能 可能

メキメキ太くなれ我が望みよ
時々不安になる我が生死よ

キンモクセイの香る思い出が好きだよ
ずっとこれが嗅げればいいないいな

裸でヘルメット 無重力で踊ろう
銀河のカシミア カプセルで溶けてゆく

ビリビリ破れてけ 紅いコスモス
ズキズキしびれてる我が回路よ
バキバキ響いてる骨のきしみよ
時々邪魔になる我が生死よ

キンモクセイの香る寂しさが好きだよ
ずっとこれが嗅げればいいないいな
ずっとこれが続けばいいないいな

アハハ くすぐったい
アハハ くすぐったい


10.花吹雪

作詞:吉井和哉
作曲:吉井和哉

夢に包まれた ほんのささいなあの時の
君の匂いは恥じらうしたたかな花
呪われたように 何かに取り憑かれたように
夜な夜な名を呼んだ
くちびるでふさいでくれ

桜色の君の全て
ヒラヒラとただ舞散る踊る

花吹雪 風の中 君と歩いた道
花吹雪 この心 病い重い想い

話したい事 山のようにあったけれど
もうどうでもいい 今は君に触りたい
抱きあっていたら希望も悩みも忘れる
だらしないくらい
何度も何度も下さい

雨あがりのアスファルトがキライになりそうな
エロティックな香り

花吹雪 風の中 君が笑った道
花吹雪 この身体 病い軽いめまい

「君と死にたい」それぐらい今は
力まかせな言葉の中で
埋もれて

花吹雪 風の中 君と別れた道
花吹雪 ふり続く 他に誰もいない
花吹雪 幻覚を見てたような毎日
花吹雪 花吹雪 風の中を泳げ


11.淡い心だって言ってたよ

作詞:吉井和哉
作曲:吉井和哉

空気の乾いた日曜 お昼寝の君を見てる
センチメンタルに手が届きそうな午後の4時
デフォルメした思い出を指通りよくしようかな
「だからってそれは最新の
コンディショナーじゃないぞ」なんてね

シーツはなんともう7週間ろくすっぽ変えてないのに
変えたくない気持ちのほうが今はかなり優勢

自分だけ器用に生きていこうとしたとするよ
全ての人がたとえば失敗だらけの人生でね
この話はやめとこう君に嫌われそうだ
そんな事よりこっちへディナータイムは君がいい

シーツはなんともう7週間ろくすっぽ変えてないのに
変えたくない気持ちのほうが今もかなり優勢

君が好きだよとてもとてもとてもメビウスです
さっき見た天使がそれは淡い心だって言ってたよ

今この時間は僕たちのとても大切な瞬間だよ
でもどうして大切という字は大きく切ないのかな

全開だもの 全開だもの 全開だもの
なんか気持ちは
全開だもの 全開だもの 全開だもの
この気持ちは
全開だもの 全開だもの 限界だもの


12.見てないようで見てる

作詞:吉井和哉
作曲:吉井和哉

見てないようで見てる 見てないようで見てる
見てないようで見てる 見てないようで見てる

紅茶のおいしい喫茶店 ななめ向かいのガルボ似
自信が化粧したようなプライドの奥は深いぜ
こちらも多少は自信ありサングラスでさらに自信あり
信じる裏に不安あり

ようこそ火のない所の煙へ
君に遭うために生まれてきたのさ
ありがとう

見てないようで見てる 見てないようで見てる
見てないようで見てる 見てないようで見てる
見てないようで見てる まじめな顔でカムフラージュだ All right

美しい君よしぐさはたまに毒を持つ
動物のアンテナは空気で読みとる
瞬時に秘密やクセや弱みや好きな体位とか
でも気をつけな
見てるのは僕だけじゃないぜ

君の正直な瞳の動きに
敏感なんだよ血が集まるのさ
ありがとう

見てないようで見てる 見てないようで見てる
見てないようで見てる 見てないようで見てる
見てないようで見てる 手の平を返したように
いやらしい事をしようぜ 素敵な事にすり変えて
目と目をバッチリ合わせて 「本当は見てた」と言おうぜ
「テレパシーも使った」とか 遠回しに「好きだ」とか
見てないようで見ていた 見てないようで見ていた
見てないようで見ていた バレないように見ていた
見てないようで 見てないようで
見たい 見たい 見たい 見たい
見てないようで見てる


13.人生の終わり(FOR GRANDMOTHER)

作詞:吉井和哉
作曲:吉井和哉

続くどこまでも続くこの生命力
僕は死神に気に入られた旅人
人生の終わりを君は迎えるんだね
長いグルーヴに終わりを告げるんだね

メチャクチャに引き裂いてくれ もとに戻らないぐらい
青い空は無責任 なんか今日は冷たいな

花をこの花をほほに飾ろう
決して豪華な花じゃないけど

コナゴナに引き裂いてくれ 誰かわからないぐらい
頭を撃ち抜いてくれ それぐらい今は淋しい

僕が犯されたロックンロールに希望なんてないよ
あるのは気休めみたいな興奮だけ それだけさ

君の愛で育ったからこれが僕の愛の歌
スローモーションで花が散る
沢山の思い出とともに……

泣いてる 血が泣いてる 血が泣いてる
血が泣いてる

血が泣いてる 血が泣いてる
血が泣いてる 血が泣いてる

血が泣いてるんだよ 血が泣いてるんだよ
血が泣いてるんだよ 血が泣いてるんだよ
血が泣いてるんだよ 血が泣いてるんだよ
血が泣いてるんだよ 血が泣いてるんだよ